庭長の職人たち
2018-07-05

第65回大通公園花壇コンクール「市長賞」を受賞いたしました!

大通公園花壇の歴史

おはようございます。人事担当の廣部です。突然ですが、大通公園にある花壇を見たことがありますか?札幌に住んでいる方なら、じっくり見たことが無くても、何となく通りすがりに見たことはあると思います。この花壇が今の形式で毎年造成されるようになったのは、なんと昭和29年にまで遡ります。「札幌市花壇推進組合」が昭和29年に結成されたことで花壇コンクールを含めた現在の姿となりました。札幌市花壇推進組合には現在39社が組合員として登録されており、南香園もその1社となっています。

大通公園花壇コンクール

大通公園を華やかに彩ってくれる花壇ですが、6月下旬頃に、各組合員が意匠を凝らして作成した花壇を、審査員(学識経験者、市議会、官公庁、学術関連団体、市民団体の各代表)10名が、デザイン(全体的調和、配色、花苗の使い方等)、材料(花苗の生育状況、花と葉の調和、縁取り等使用材料)について、各50点、計100点の採点を行い、入賞花壇を決定するものです。最高賞は市長賞で3花壇が選ばれます。市長賞を3年連続で受賞すると特別賞が与えられ、以後2年間は参考花壇としてコンクールの審査対象外となります。南香園も市長賞や特別賞を過去に頂いたことはありますが、近年は入賞は必ずするものの、なかなか最高賞である市長賞を受賞できていませんでした。

久しぶりの市長賞受賞!!

そして、今年ついに市長賞を受賞いたしました!テーマは「その光と陽をあびて!」です。明るく生き生きとした雰囲気や、テーマに沿った花苗の選定・配色などが評価して頂けたのかなと思います。南香園ではこの花壇は、テーマの決定、デザイン、花苗の選定、配色など全て職人が行っています。職人のこだわりが詰まった花壇がこのように高い評価をいただけたことは会社としてもすごく喜ばしいことです。来年以降も連続して市長賞を受賞したいですし、大通公園に来る方々に癒しや元気を与えられたらなお嬉しいです。札幌の中心にある大通公園。その大通公園を彩る花壇の作成に誇りをもってこれからも取り組んでいきたいと思います。今日は大通公園の花壇についてご紹介させていただきました。近くに行くことがあれば、1分でよいので足を止めて花壇を見て頂けたら嬉しいです。あ、ちなみに南香園の花壇は4丁目の南東側にあります。よろしくお願いいたします。

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