庭長の職人たち
2018-03-13

南香園の職種(部署)について 2

南香園の職種について~続き~

こんにちは。人事担当の廣部です。3月に入って急に暖かくなってきましたね。最初の写真は3月11日に撮影したチシマザクラです。いくら暖かくなってきたとはいえ、さすがに北海道の屋外ではまだサクラは咲きませんが、このサクラは剪定した枝を花瓶に挿して屋内に置いておいたものなんです。剪定した枝は、処分されてしまうこともありますが、こうして最後まで楽しませてもらうこともできるんですね。ちなみにサクラは(特に太い枝を)剪定した箇所から菌が入って枯れやすいので、ご自宅のサクラを剪定して屋内で楽しみたい場合は、プロの方に相談してみると良いかもしれません。

本題・・・営業部~お客様と技術者・職人の橋渡し

さて、本題です。今回は営業部と総務部の仕事をご紹介しようと思いますが、まずは営業部についてご紹介いたします。営業部というと、一般的にはお客様に商品やサービスをご案内したり、お見積を作成したりというイメージでしょうか。もちろん南香園での営業も大きく括ればその通りです。しかし、もう少し具体的に言いますと、南香園でご提供する商品やサービスというのは、工場で作られた製品ばかりではありません。むしろ既成の製品は工事などで使うことはあっても、それ単独で販売ということはほとんどありません。お客様が抱えている課題をどう解決するか、過ごしたい空間や時間をどのような形で表現するか、ということが南香園を含め造園建設業のご提供するサービスになります。現場の状況やお客様のご希望は千差万別で、同じ形でのサービスのご提供は2つとしてないといっても過言ではありません。そして、さらに造園建設業者によって持っている技術も違います。つまり、お客様にご提案をするときには、その会社の職人の技量を把握しておく必要もあります。造園建設業者の営業は、製品の機能などを把握してお客様にご説明するだけではなく、お客様が真に求めていることを上手に引き出して、それを自社ならどのように解決してあげることができるかを考え、技術者や職人に正しくお客様の要望を伝える仕事ということになります。

総務部~会社全体のサポート役、そして会社の第一印象

最後は総務部をご紹介いたします。工事部や営業部と違い、総務部というと会社によってその役割は結構違うと思いますが、共通するイメージは、事務仕事であったり、直接お客様と接することは少ない裏方の仕事というところでしょうか。南香園の総務部の役割にも、経理・備品発注・社内福利厚生・文書作成など事務的なものが多くあります。これらの仕事は直接お客様に関係することは無いかもしれません。しかし、総務部の仕事があるからこそ、工事部や営業部がスムーズに仕事をすることができます。そして、大企業ではない南香園にとって、常に事務所にいてくれる総務部の存在は、会社の雰囲気そのものになります。経営陣・工事部・営業部の社内的な繋ぎ役とも言えます。会社が安定して仕事をするための土台となってくれているんですね。さらに、大事な仕事の一つに電話応対があります。特に初めて電話を掛けてくださる方にとっては、最初の電話応対は会社の第一印象となります。直接お客様とお会いする機会は少ないですが、総務部は会社全体のサポート役であり会社の第一印象なのです。

まとめ

2回にわたり、南香園の職種(部署)を紹介してきました。限られたスペースなので仕事の全てはお伝えできていませんが、雰囲気はお伝えできたでしょうか。しかし、実は最後にもっとも大事なことがあります。それは南香園は大企業ではないということです。大企業であれば、それぞれの部署が決められた役割を果たせばそれで良いかもしれません。しかし中小企業である南香園が同じようにしてしまうと、むしろ仕事の生産性が落ち、会社の雰囲気が崩れ、最終的にはお客様にもご迷惑をお掛けしてしまうことになりかねません。だから大事なのは、各部署といいながら、各個人が仲間のことを想い、部署の垣根を越えて助け合い、お互いを理解して、会社が一つになって仕事をするということなのです。

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