庭長の職人たち
2020-12-14

門松づくり2

門松の台

こんにちは、人事担当の廣部です。前回に続いて、今回は門松の台作りの雰囲気をご紹介いたします。門松の台ってどんな感じだったっけ?と思う方もいるかと思いますが、冒頭の写真を見て頂くと、何となくイメージがわくのではないでしょうか。それでは早速ご紹介いたします。

まずは台の枠組みを作ります。前回ご紹介したように、門松の大きさは3尺~9尺(約90センチ~270センチ)と様々ですので、台の大きさもそれぞれに合わせて一つずつ作られます。
そして、次に木枠を組み立てられた台に杉皮で化粧をしていきます。これも台の大きさに合わせて杉皮を切って貼り付けていきます。


杉皮が貼られたら、次は縄で飾り付けます。写真では若い職人ばかりが写っていますが、もちろんベテラン職人もいます。ベテランから若手へと、技術を継承し、日本の文化を繋いでいるという誇りをもって南香園の職人は仕事をしています。

これは藁をしごいて、表面の汚れた藁を取り除いている様子です。汚れを取り除いた藁は束ねられて、小さな門松の台に飾り付けられます。南香園の門松は大きさによって台の飾りがかわってきます。(この時点では小さな門松用の台が完成したものがなかったので、今回は完成した台をお見せできませんでした。)

次回も・・・

どうでしたでしょうか。ベテランから若手へ技術を継承し、それぞれが役割分担をしながら門松を造っています。次回も門松づくりをご紹介いたします。次回はいよいよ組み立てになりますので、門松の完成形が見えてくると思います。南香園では原則として門松は受注制作とさせて頂いておりますが、若干の予備も作成しております。門松をご要望のお客様は、お気軽にお電話・メールにてお問合せください。今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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